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カバ (ワイン) : ウィキペディア日本語版
カバ (ワイン)

カバまたはカヴァ(, )は、スペインの特定地域でシャンパーニュ式製法を用いて生産されるスパークリングワインのこと。ワイナリーの所在地はスペインのワイン法でデノミナシオン・デ・オリヘン(DO, 原産地呼称)の認定を受けている「カバ (DO)」に限られているが、他のDO認定地域で栽培されたブドウも使用されている。カバワインは白ワインまたはロゼワインであり、その大部分がカタルーニャ州ペネデス地域で生産されている。この項では便宜的に、原産地呼称認定地域をカバ (DO)、カバ (DO)などで生産されたスパークリングワインをカバワインとして区別する。
カバワインの多くが夕食、パーティ、結婚式、洗礼などの席で消費される。高い品質に比べて価格はリーズナブルであり、コストパフォーマンスの大きさが特徴である〔。伝統的なカバワイン用の3品種として、マカベオ種、種、種がある。
2007-08年のカバ (DO)の登録ブドウ畑面積は33,085ヘクタール、登録ブドウ栽培者は7,286人、登録ワイナリーは273社である。総出荷量は1,674,480ヘクトリットルであり、スペイン国内出荷量が666,040ヘクトリットル、国外出荷量が1,008,430ヘクトリットルである。カバワインの主要な輸出国はドイツ、イギリス、ベルギー、日本などである。
== 名称 ==
カタルーニャ語のcavaは「洞窟」や「地下蔵」を意味し〔産地紹介 Wines from Spain Japan(スペイン大使館経済商務部)〕、かつては実際に熟成の際に洞窟が使用されていた〔Robinson(2006), pp.143-144〕。1872年から1960年代まで「チャンパン」(: チャンパニー, : チャンパンまたは: チャンパーニャ)と呼ばれていたが、フランス・シャンパーニュ地方のシャンパン生産者に抗議を受けたため、カタルーニャの醸造家は1970年に公式にカバという単語を採用した。1986年にはスペインが欧州諸共同体(EC)に加盟し、1992年にはEU法シャンパーニュ地方のシャンパンが原産地名称保護制度の地理的保護表示(PGI)の対象となったため、現在ではスペイン産スパークリングワインが「シャンパン」を名乗ることはできない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「カバ (ワイン)」の詳細全文を読む




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